フランス語脳プロジェクト読解編、
第11回の授業をお送りします。

今回のフィーチャーするフランス語の文法は、
接続法と間接話法です。

この文法項目は、前者は暗記主義に走る学習法、
後者は、直接話法から間接話法の書き換え問題の反復練習が、
従来の学習法であり、一般常識となっています。

ただ、これしっかりと使いこなすには、
逆の考え方が必要です。

接続法はできるだけ暗記をしない方向で、
後者は間接話法から直接話法に書き換える方向に、
学習の仕方をシフトする必要があります。

なぜに正しい方向で学習しないのか、
謎でしかたありませんでしたが、それは、
テストの問題を作りやすいからなんですね。
問題を作りやすく、採点もしやすい。

だから、こんな意味不明なことを大学ではやらせ、
語学スクールではやらせているんです。

こうした自己中心的で無意味な学習方法が
まかり通っているからこそ、日本人は喋れないのではと思うほどです。

たとえれば、逆立ちして、50m走りなさいと言っているようなものです。

実際、これまで、やったことなら分かると思いますが、
この練習法は、役に立たなかったはずなんですね。

今日、それが明らかに変わります。
接続法と間接話法の真の意味が明らかになります。

楽しみにして授業をごらんください。

そして、プロの読解力を身につけてください。