こんにちは。
今回の文法項目は複数形です。

これは冠詞と同じく日本語にはない概念なので、
「そういうものなのか」と思ってきいてくれればと思います。

名詞と形容詞と冠詞を一ユニットとして頭を整理して、
学習を進めてくださいね。

さて、今日の『星の王子さま』のテーマは、王子さまの「星」についてです。
「星」の王子さまではなく、王子さまの「星」というところがポイント。

星占いや占星術という言葉があるように、星は人の運命や宿命や才能を示す言葉です。
誰もが自分だけの星を持っており、大事に育てなければならない花がある。

織田は、フランス語を勉強するという行為は、花を美しく咲かせ、星を輝かせるための行為なのではないか、そういう風に思って講義をしています。
そのことについて、舌足らずだとは思いますが、このビデオで話してみました。

おそらく、これから絶望的で前は見えず、
暗い世の中がしばらくの間は続くと思います。
ですが、そんな時期だからこそ、自分の才能を伸ばす努力するということが、
必要なのではないかと思います。
自分の大事な花を、毎日、コツコツと世話をして、それをしっかり咲かせるための準備をし続けることがです。

いまパンが必要で苦しんでいる人が大勢います。
いっしょに泣くことも必要かもしれませんし、支援のための方法を探ることも必要だと思います。

ですが、いま自分ができることに全力を尽くすことも一つの方法なのではないかと思います。
それは、彼/彼女たちを無視するということではなくて、彼/彼女たちと明るい未来を共有するためです。

この雨が抜け切った晴れ間の日に、一緒に笑い、喜びを共有するために自分を富ませる。

それも必死で生きようとする彼/彼女たちと連帯する
一つの方法だと思います。