こんにちは。織田です。
読解編の第一回目の授業ができましたので、お送りします。
はじめにお断りしておきますが、
かなり難しいところまで話をした濃密な授業になりました。
ですので、この授業は、文法の授業を受けて、
予習をしっかりした人だけが価値を感じることができます。
それにはまじめないいわけがあります。
それは、今回の献辞と同様に三つあります。
一つ目に、もともと、ここで取り上げた文章が、
星の王子様のなかでも難しい箇所であることがあります。
他のところよりも、レトリックは多いですし、
癖があり、文法的に注意しなければいけないところが多い。
だから、必然的に難しくなったということがあります。
二つ目は、到達地点のイメージを持ってもらいたいこと。
簡単なレベルに慣れてしまうと、そこから出られなくなってしまいます。
ぬるま湯に入っていると、どうも寒すぎて外に出られない、
あるいは補助りんをつけていると自立できなくなる。
だから、一気に手加減なしの話をしました。
三つ目に、つらく厳しい文法編を終えたのであれば、
このレベルの話はついていくことができると信じたからです。
もちろん、先に述べたように難しい箇所です。
しかし、そこではじめて寝ている脳は目覚めるのです。
その脳の覚醒をしたいと思いました。
これらの理由は全部、4ヶ月後の未来のためです。
フランス語を読解するための脳を作るためです。
普通の人が三年かかってもできないようなことです。
それを何分の一で達成するには、この授業がどうしても必要です。
フランス語脳プロジェクト、いよいよ原文を読む作業に入ります。
わくわくして、読解に必要な知識を一つずつ身につけていきましょう!