今回のテーマは、
条件法と非人称構文です。
この二つは日本に
そもそも存在しない文法項目です。
ですので、文法書を書いてきた人たちは、
公式にして暗記で処理しようとしてきました。
だけれども、いつも言っているように、
それには限界があります。
使っているネイティブの気持ちを
理解するようにしましょう。
それだけで読解は、
問題なくできるようになりますから。
これを日本語に訳そうとした場合は、
その違いを踏まえたうえでひとつ工夫を加えていく、
そういう気持ちで進めていきましょう。
そういう発想抜きに、
条件法の訳し方を10個憶えて、
それにあてはめるという不毛な作業だけはしないでください。
自分でも意味分かっていない訳をしている人は、
この公式主義病にかかっています。
大丈夫でしょうか?
ここまでの授業を聞いてきた人は大丈夫だと思いますが、
気を抜くとこの病気かかってしまうのでご注意ください。