こんにちは。織田です。
第三十二回目の授業をお届けします。

今回は過去の表現ということで、
半過去、単純過去、複合過去、大過去、前過去の五つをまとめて学習します。

こういうと、「本気でいっているのか?」と思う人もいるかもしれません。
フランス語の過去の表現といえば、文法項目のなかでも難所中の難所です。

数年やっている人でも、この五つがいったいどのようなものなのか、
瞬時に説明できる人は少ないと思います。

少なくとも、私は見た事がありません。
しかし、それは、はっきりといって、文法書が悪いのです。

まともな整理をせずに、ごっちゃごちゃと説明し過ぎです。

しかも、いまだに文法書の解説がまるで統一されていないという始末。
参考書ごとにいろんな事をいっています。
ですから、あなたが過去のこの五つの表現が、
わからなかったならば、あなたのせいではありません。

ですが、その日々は今日で終わりにしましょう。

単純時制と複合時制という軸。
完了と未完了という軸を二つ押さえて整理すれば、
意味はしっかりと理解することができます。

ごちゃごちゃとたくさんの訳や用法を
暗記するのではなく、話し手の気持ちをおさえてください。

ただし、暗記をしなくていいというわけではありません。
複合過去、大過去、前過去は暗記するものはありませんが、
半過去と単純過去の活用は覚えておかねばなりません。

そこまで大変な作業ではないので、
ビデオを見終わったら、十分程度時間をとって、
暗記作業をしてくださいね。

感想お待ちしております。